ラッキーセブン（1987年生、母エイコウウルク）

ラッキーセブン（1987年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のシービークロス（当時12歳）と交配したエイコウウルクが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松田富士夫。戦績は、中央平地11戦1勝2着3回、中央障害1戦0勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

7月16日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハギノビッグハートに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したミホチャペルに半馬身届かず2着に敗北した。

11月5日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた4戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したレイクアグネスにクビ差届かず2着に惜敗した。

3歳（1990年）

1月27日、中5週で迎えた6戦目は、蛯名信広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

3月11日、中5週で迎えた7戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアマミシーザーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1991年）

6月23日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

8月4日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた10戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

9月29日、中5週で迎えた11戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

10月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。