ブランドパール（1989年生、母ニシノジャスミン）

ブランドパール（1989年6月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青毛。種牡馬のシエルシユールドール（当時6歳）と交配したニシノジャスミンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地30戦1勝2着6回、地方15戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

9月8日、デビュー戦は水野貴広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は408kg。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月19日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入った。

11月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

12月21日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

3歳（1992年）

1月11日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で水野貴広騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で水野貴広騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で水野貴広騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で水野貴広騎手（7戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では超凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で水野貴広騎手（8戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したメジロカムロにハナ差届かず2着に甘んじた。

4月19日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で水野貴広騎手（9戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスーパーファイヤーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月9日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で水野貴広騎手（10戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた12戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のジョウヨウパレードをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

6月27日、中4週で迎えた13戦目は、牝馬限定4歳500万下のアマリリス賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴広騎手（11戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（12戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

8月8日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（13戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4歳（1993年）

5月15日、約9か月半の休み明けで迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（14戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で水野貴広騎手（15戦0勝）。17頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で水野貴広騎手（16戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

7月31日、中6週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で水野貴広騎手（17戦0勝）。18頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したチョウカイライフに半馬身届かず2着となった。

8月21日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で水野貴広騎手（18戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したホクトシャムロックを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月12日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の富里特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は的場均騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は水野貴広騎手（19戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したルーセントカップにクビ差届かず2着となった。

11月20日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた25戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴広騎手（20戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

5歳（1994年）

1月9日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（21戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた28戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったプレイリークイーンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月19日、中1週で迎えた29戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた30戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

6月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、ベイスター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3 C1（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた33戦目は、サテライト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

8月9日、中1週で迎えた34戦目は、スピカ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた35戦目は、ロマンチックナイト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で脇本一幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で脇本一幸騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアカマルから1馬身差の2着となった。

6歳（1995年）

8月24日、約11か月半の休み明けで迎えた37戦目は、佐々木仁騎手を鞍上に迎えて、サマー賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた38戦目は、山野勝也騎手を鞍上に迎えて、ジュノー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた39戦目は、セプテンバー賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は佐々木仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた40戦目は、水久保敏美騎手を鞍上に迎えて、サターン賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた41戦目は、稲村ケ崎特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は佐々木仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた42戦目は、B3三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は山野勝也騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた43戦目は、スズガモ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木仁騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた44戦目は、一般B3三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木仁騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた45戦目は、しめ飾り特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木仁騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。