ムサシシェーバー（1998年生、母ナンバーエイト）

経歴

デビュー前

1歳のとき、矢野牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2000年）

8月4日、デビュー戦は見沢譲治騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は483kg。4頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま全身全霊の粘りで持ち堪えて先頭に躍り出て、最後は2着のゴンゲンダイアデンに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月10日、中9週で迎えた2戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若駒特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

11月6日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の若潮特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月30日、中7週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦の若桜特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2001年）

1月23日、中2週で迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のティアラカップ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

8月3日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦の若武者特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の若役特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

10月19日、中6週で迎えた11戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、秋陽特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1七イ（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1五イ（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

4歳（2002年）

1月15日、中5週で迎えた14戦目は、一般C2二ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったフェアリーシーンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月2日、中3週で迎えた17戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

4月30日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1七八（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月1日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、新涼特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（9戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

8月23日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた20戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ファンタスティックナイト賞（大井ダート1590m 内回り雨/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた21戦目は、笹原直樹騎手を鞍上に迎えて、秋収特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

12月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた22戦目は、都平哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

5歳（2003年）

1月3日、中2週で迎えた23戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（浦和ダート1400m 雪/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2六ア（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（10戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2四ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（11戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサヤマスミレに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3月12日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた26戦目は、一般C2三イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

4月30日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（12戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったマルカンアキに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月15日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2九十（大井ダート1390m 雨/不良）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた31戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、一般C2三ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

6月18日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月1日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2二ウ（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で脇田創騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

7月10日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（13戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月21日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は脇田創騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた36戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた37戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

11月19日、約3か月の休養明けで迎えた38戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（14戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた39戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（15戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6歳（2004年）

1月29日、中4週で迎えた40戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月30日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた41戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

5月17日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた42戦目は、一般C3二三（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（16戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

6月7日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた43戦目は、一般C3二（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

7月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた44戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモウィルビウスを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

7月18日、中1週で迎えた45戦目は、渚特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。