シャトーシャープ（1992年生、母ケイシユウロード）

シャトーシャープ（1992年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミナラ（当時8歳）と交配したケイシユウロードが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は斉藤恒雄。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回、地方15戦11勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の苫小牧特別(500万下)。

経歴

デビュー前

北田健三厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1994年）

8月21日、デビュー戦は山下貴光騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は421kg。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターノセに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1995年）

5月22日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から48kg増やして迎えた4戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のリンデンランドに7馬身の差をつけて久々の一戦を制した。

6月5日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のレインボーダイナに5馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

6月26日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山下貴光騎手（5戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のムーンハガクレに3/4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下貴光騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のビンゴキャサリンに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月7日、中3週で迎えた8戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下貴光騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイシーケイワンからクビ差の2着に甘んじた。

8月28日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で山下貴光騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキノスマイルから4馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中1週で迎えた10戦目は、手島勝利騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウワラッキーに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月15日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で手島勝利騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトリッジに5馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

11月4日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のナルミジョオーに3馬身の差をつけて制した。

4歳（1996年）

1月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（10戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエイコウスパートに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月3日、中1週で迎えた14戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（11戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームダービーに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

2月17日、中1週で迎えた15戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（12戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルチアンサーに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月7日、中6週で迎えた16戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、梅田ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた17戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、メルボルントロフィー（京都芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

6月8日、中4週で迎えた18戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の千歳特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったエヌワイセイコーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月22日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の苫小牧特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のロザヴィアに5馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

7月13日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下のオーロラ特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。