トリプルカット（1999年生、母サクラトキクイン）

Triple Cut

1999.05.03

トリプルカット（1999年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のハートレイク（当時8歳）と交配したサクラトキクインが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション 白老ファーム 。戦績は、地方33戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年のシクラメン特別。

経歴

デビュー前

当歳のとき、白老ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2002年）

2月1日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノラピドから7馬身差の2着に敗北した。

2月17日、中1週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤツキチケットから1馬身半差の2着に敗北した。

3月15日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月1日、中6週で迎えた4戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月23日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のフリートブリザードに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月13日、中9週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハローライアンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のセプテンバーフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフリートライズに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の紅葉特別（船橋ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は佐藤博紀騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のシクラメン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のシクラメン特別（川崎ダート1500m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサイレントケニーに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2003年）

1月8日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（8戦1勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

2月27日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したコロモミキオーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

4月18日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（10戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1三（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（11戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（12戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（13戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（14戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

10月3日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、一般C1二三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（15戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1五六（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（16戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のホマレジェントをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

10月30日、中1週で迎えた27戦目は、流鏑馬特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（17戦2勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた28戦目は、前住和寿騎手を鞍上に迎えて、'03スパーキングナイターファイナル（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したパープルクオーツを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

5歳（2004年）

2月4日、中8週で迎えた30戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

2月28日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（18戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1三四（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（19戦2勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。