アポロラスベガス（2016年生、母Valiant Passion）

Apollo Las Vegas

2016.02.18

アポロラスベガス（2016年2月18日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アメリカ、ネバダ州の都市名」。毛色は鹿毛。種牡馬のTiznow（当時19歳）と交配したValiant Passionが9歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2020年の一般B2六。

経歴

デビュー前

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

12月15日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は540kg。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

3歳（2019年）

1月13日、中3週で迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

6月9日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

7月24日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップ ラズベリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったトーセンアミに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4歳（2020年）

6月8日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のコパノハミルトンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のカフェガーネットに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフェアリーキスに9馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月27日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg減らして迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、赤黒の勇者特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

12月1日、中4週で迎えた10戦目は、一般B2六（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（3戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヤマショウリターンに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、トモジャナイトに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月27日、中1週で迎えた12戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーズシリーズ第2戦（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、伸びてきたピエナアルティシア決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5歳（2021年）

1月3日、連闘で迎えた13戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、復興祈念 夢あふれる未来へ（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、タマブラックパールに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中9週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、復興祈念 がんばろう大槌（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。