ケーワイスキー（1996年生、母アズマラーケン）

ケーワイスキー（1996年4月5日）は、日本の競走馬。毛色は芦毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時22歳）と交配したアズマラーケンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は藤井牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害11戦1勝、地方23戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

6月26日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

8月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

9月12日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた5戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’99ベストステッキ特別（8）（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた6戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオパールフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた7戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

4歳（2000年）

3月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた9戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月26日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から28kg減らして迎えた10戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月7日、中3週で迎えた12戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月3日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は宗像徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のウィニングシャトルに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月24日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた14戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2001年）

4月1日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた16戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の梁川特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

6月9日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた18戦目は、3歳以上500万下（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

9月15日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3170m 雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた21戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月7日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた22戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、朝日岳特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月21日、中1週で迎えた23戦目は、千曲川特別（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた24戦目は、菅名岳特別（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた25戦目は、後藤水産特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（2002年）

2月11日、中6週で迎えた26戦目は、上川将幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月21日、中0週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上川将幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月19日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた28戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったパリスメリーから4馬身差の2着に敗北した。

4月11日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた29戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は上川将幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上川将幸騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

5月16日、中0週で迎えた32戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で上川将幸騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で上川将幸騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で上川将幸騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で上川将幸騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。

8月27日、中6週で迎えた37戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は上川将幸騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上川将幸騎手（9戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上川将幸騎手（10戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた40戦目は、小林克己騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は上川将幸騎手（11戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林克己騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。