サッシンイメージ（1997年生、母サッシュンハマナス）

サッシンイメージ（1997年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時9歳）と交配したサッシュンハマナスが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方28戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の一般B2四。

経歴

デビュー前

太田進厩舎（小林）へ入厩。

2歳（1999年）

12月27日、デビュー戦は見沢譲治騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は481kg。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

3歳（2000年）

2月2日、中4週で迎えた2戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタツノヒカリに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月28日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

4月12日、中5週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るトップナンバーを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月8日、中3週で迎えた5戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦のひなげし特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた6戦目は、宮崎乾司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかすみそう特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の朝顔特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦の夕顔特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（4戦2勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の鳳仙花特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（5戦2勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、ウエノマルルドルフに交わされて2馬身差の2着となった。

9月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のホワイトカラーに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月26日、中1週で迎えた12戦目は、本間光雄騎手を鞍上に迎えて、フレンドシップジョッキー（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、クラオーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月6日、中9週で迎えた13戦目は、冬霞特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（7戦3勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた14戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（8戦3勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

4歳（2001年）

1月17日、中2週で迎えた15戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（9戦3勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3四（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（10戦3勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、エイユータイガーに交わされて2馬身差の2着となった。

6月26日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、一般B3三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎乾司騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。

7月12日、中1週で迎えた18戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

7月25日、中1週で迎えた19戦目は、アルテミス賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（11戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた20戦目は、ジュピター賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（12戦3勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた21戦目は、一般B3三（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（13戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったエーブマックイーンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月9日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦のアルファード賞（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（14戦3勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3一（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（15戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた24戦目は、レミニス賞（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（16戦3勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月1日、中2週で迎えた25戦目は、一般B2四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で堀千亜樹騎手（17戦3勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のイッキューサンに2馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

5歳（2002年）

4月25日、約6か月の休養明けで迎えた26戦目は、一般B2四（大井ダート1190m 雨/稍重）に出走。鞍上は宮崎乾司騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のタマモステージをクビ差振り切って久しぶりの一戦をモノにした。

5月11日、中1週で迎えた27戦目は、ペガサス賞（大井ダート1790m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎乾司騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた28戦目は、シューティングスター賞（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（18戦4勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

9月15日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の湯之谷特別（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた30戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下の新涼特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

11月3日、中5週で迎えた31戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた32戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

12月8日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

6歳（2003年）

3月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた34戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

3月30日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた35戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

4月5日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた36戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。