モアナモーリス（2018年生、母モアナブリーズ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、矢野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、IHR組合によって810万円で落札された。

林徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

8月23日、デビュー戦は斎藤新騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は438kg。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

11月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

3歳（2021年）

3月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

4月10日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

10月24日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに24kg増やして迎えた6戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一樹・真未結婚記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったキノトクイーンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十一（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したグローリアステラを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月15日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（2戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴッドシエルに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月7日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、Vtuber天秤ひなみデビュー2周年記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスペースレオーネに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月21日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた10戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で栗原大河騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のカルチャーバリューに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2022年）

3月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、一般C1七（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で栗原大河騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、クラールハーモニーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

3月20日、連闘で迎えた12戦目は、いちじくちゃん6周年記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で栗原大河騎手（6戦3勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のリードザフィールドをクビ差振り切って4勝目を奪取した。

4月19日、中3週で迎えた13戦目は、矢車菊特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で栗原大河騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた14戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、寧々丸教協賛★寧々丸★活動2周年記念杯（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた15戦目は、メイドの日記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（8戦4勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた17戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた18戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3 11（高知ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた20戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

8月20日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

9月24日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた22戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、はくちょう座特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したユーアーマイソウルを差し切れず、3馬身差の2着となった。

10月16日、中2週で迎えた23戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた24戦目は、騎手候補生大大募集賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のビレッジシングルを3/4馬身振り切って5勝目を手に入れた。

12月25日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた26戦目は、ケフェウス座特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

5歳（2023年）

1月15日、中2週で迎えた27戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、佐賀県産タマネギ杯（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1 11（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた29戦目は、ようこそウマ娘ファルコ&カレン記念（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

3月26日、中5週で迎えた30戦目は、4歳以上C1 14（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた32戦目は、かおりっきぃ☆来場記念（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた34戦目は、うまてなしDX賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサイモンシナモンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月10日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた36戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で山下裕貴騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったクワトロチェントに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた38戦目は、サンシャイン特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（13戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた39戦目は、さそり座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（14戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた40戦目は、夕凪特選（佐賀ダート1750m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（15戦1勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（16戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

10月15日、中2週で迎えた42戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、いわし雲賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた43戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた44戦目は、古伊万里酒造「古伊万里」賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。