メジロエリナ（2000年生、母メジロホタカ）

メジロエリナ（2000年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ばらの品種名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時10歳）と交配したメジロホタカが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方28戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の一般C1。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

6月21日、デビュー戦は高橋智大騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

7月19日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋智大騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋智大騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋智大騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

10月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

12月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5 24（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2004年）

1月2日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5-20（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山克彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた9戦目は、一般C5 23（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山克彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月10日、約6か月の休み明けで迎えた10戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月13日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼンノアポロンから1馬身半差の2着となった。

9月6日、中1週で迎えた15戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた16戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテンジンノホシに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月4日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のウエスタンラブリーに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月24日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた19戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のツクバノーヴァに1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにする

11月1日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月29日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2005年）

1月9日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた23戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月9日、約3か月の休養明けで迎えた24戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた25戦目は、北山崎特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

5月3日、中0週で迎えた26戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたユウワンラッシュ決め手に屈してハナ差の2着となった。

5月23日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

6月4日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた28戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

6月20日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた31戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のリョウマをアタマ差振り切って優勝

8月1日、中1週で迎えた32戦目は、賞金ハンデレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月16日、中1週で迎えた33戦目は、タイムチャレンジレース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。