ラジェルブ（2020年生、母スワンソング）

経歴

デビュー前

1歳のとき、二風谷ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって352万円で落札された。

2歳（2022年）

10月1日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

12月18日、中5週で迎えた4戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナブラチロワに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2023年）

1月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のタケノライコウをクビ差振り切って断然の支持に応えた。

1月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の沖縄まーさん杯（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のタイムオブリンリに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のグリーンカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の波戸岬特別（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のスプリングスター特別（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（6戦3勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のホープスター特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で竹吉徹騎手（7戦3勝）。11頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では稟性の勝負根性でゴールまでタレずに走り切ったが、4着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のシャイニングスター特別（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で竹吉徹騎手（8戦3勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のスターダスト特別（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で竹吉徹騎手（9戦3勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の有田焼特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で竹吉徹騎手（10戦3勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の日本一の釜炒り茶記念（佐賀ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で竹吉徹騎手（11戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で竹吉徹騎手（12戦3勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた17戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のルンメニゲをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

8月13日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の風鈴賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月2日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦のスピードスター賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（13戦3勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2024年）

1月28日、約5か月の休み明けで迎えた20戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（14戦3勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた21戦目は、TCC Japan賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（15戦3勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（16戦3勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた23戦目は、ベスト競馬ダービースタリオン賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（17戦3勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（18戦3勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（19戦3勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のラトラパンテをハナ差振り切って5勝目を手に入れた。

5月4日、中1週で迎えた26戦目は、薫風特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹吉徹騎手（20戦4勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着を確保した。

5月18日、中1週で迎えた27戦目は、小満特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で竹吉徹騎手（21戦4勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた28戦目は、芒種特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で竹吉徹騎手（22戦4勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた29戦目は、夏至特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で竹吉徹騎手（23戦4勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で竹吉徹騎手（24戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のマラッカをクビ差振り切って6勝目を奪取した。

7月9日、中0週で迎えた31戦目は、一般C1-9（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で竹吉徹騎手（25戦5勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1-8（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で竹吉徹騎手（26戦5勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた33戦目は、萩月賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で竹吉徹騎手（27戦5勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた34戦目は、一般C1-8（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で竹吉徹騎手（28戦5勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のトリシューラに1馬身1/4の差をつけて7勝目を奪取した。

10月19日、中4週で迎えた35戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で竹吉徹騎手（29戦6勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のキクノミヤビに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月26日、連闘で迎えた36戦目は、初霜月賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で竹吉徹騎手（30戦7勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた37戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた38戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（31戦7勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた39戦目は、寒椿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（32戦7勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

5歳（2025年）

1月4日、中2週で迎えた40戦目は、七福神賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（33戦7勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた41戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（34戦7勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。