イーグルシャトー（1983年生、母イーグルワン）

イーグルシャトー（1983年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスイフトスワロー（当時6歳）と交配したイーグルワンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田洋子。戦績は、中央平地19戦1勝2着4回、地方22戦13勝2着2回。1989年のスワンステークス(G2)で2着に入った他、1989年のCBC賞(G3)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞4勝を挙げた。

経歴

デビュー前

大山二三夫厩舎（小林）へ入厩。

3歳（1986年）

3月30日、デビュー戦は4歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は490kg。鞍上は堀千亜樹騎手。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマウイケーピーに5馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

4月29日、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のクイーンモンドに7馬身の差をつけてトップでゴールインした。

5月14日、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグレースソブリンに3馬身の差をつけて勝利を物にした。

5月28日、3歳戦の関東オークス（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月10日、3歳戦のプリンセス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月3日、3歳戦のおとめ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノハイラツクスに3馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

8月17日、納涼特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀千亜樹騎手。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のステイドノムラに7馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

9月17日、ファーストレディー賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で堀千亜樹騎手。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマネーバンドルからアタマ差の2着に甘んじた。

10月14日、3歳戦の戸塚記念（川崎ダート2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で堀千亜樹騎手。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミネノガイセンに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月4日、御台場特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で堀千亜樹騎手。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月24日、目黒特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で堀千亜樹騎手。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1987年）

7月1日、ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で堀千亜樹騎手。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のテツノヒリユウに3馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

9月26日、ファーストレディー賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で堀千亜樹騎手。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノサンダーに2馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

10月28日、キヨフジ記念（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で堀千亜樹騎手。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月6日、かちどき賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で堀千亜樹騎手。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったダッシュホウショウからクビ差の2着となった。

12月29日、クイーン賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で堀千亜樹騎手。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイタクジーニアスに3馬身の差をつけて勝利を挙げた。

5歳（1988年）

1月27日、報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で堀千亜樹騎手。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイランドハンターに半馬身の差をつけて勝利をモノにした。

3月3日、金盃（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で堀千亜樹騎手。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月13日、帝王賞（大井ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は19戦連続で堀千亜樹騎手。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月25日、クイーン賞（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で堀千亜樹騎手。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のダイタクジーニアスに4馬身の差をつけて勝利を物にした。

8月10日、関東盃（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は21戦連続で堀千亜樹騎手。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーミストに4馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

9月21日、東京盃（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で堀千亜樹騎手。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーミストに4馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

11月20日、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手。17頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

12月18日、G3のCBC賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は上野清章騎手。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

6歳（1989年）

1月5日、ハンデG3の金杯（京都芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

1月20日、洛陽ステークス（京都芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

2月19日、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で上野清章騎手。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

3月26日、コーラルステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したエイシンハピネスに半馬身届かず2着となった。

4月16日、ハンデ戦でオープンの陽春ステークス（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は田島良保騎手。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

5月6日、シルクロードステークス（京都芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

6月4日、ハンデG3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田島良保騎手。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、5着を確保した。

6月18日、パールステークス（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

7月16日、小倉日経賞（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウテイオーに1馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

8月6日、G3の北九州記念（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島良保騎手。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月27日、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は上野清章騎手。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

9月10日、G3のセントウルステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田島良保騎手。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

10月7日、ハンデ戦でオープンのオパールステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したミリオンセンプーを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月29日、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったバンブーメモリーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

11月19日、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島良保騎手。17頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、6着に入り込んだ。

12月17日、G3のCBC賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島良保騎手。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったミスティックスターを3/4馬身捉え切れず2着となった。

7歳（1990年）

1月7日、洛陽ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に牝馬ながら58kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で田島良保騎手。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。