タマモアート（1989年生、母タマモオーヒ）
Tamamo Art
1989.06.19
タマモアート（1989年6月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のテンザンテースト（当時6歳）と交配したタマモオーヒが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠伊藤牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方46戦12勝2着6回。主な勝ち鞍は1992年のかささぎ賞。
経歴
デビュー前
吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1991年）
7月13日、デビュー戦は土肥幸広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は408kg。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。
8月3日、中2週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。
8月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。
10月21日、中8週で馬体重を前走から28kg戻して迎えた4戦目は、森橋日出雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドテットに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
11月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森橋日出雄騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森橋日出雄騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカンキョウマキコからアタマ差の2着に甘んじた。
12月16日、中3週で迎えた7戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウワメロディに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。
3歳（1992年）
1月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は森橋日出雄騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
1月12日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森橋日出雄騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグッドネスマンナから5馬身差の2着となった。
1月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森橋日出雄騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲシャープをクビ差制して3勝目をマークした。
2月23日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森橋日出雄騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミセナに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月14日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月28日、中1週で迎えた14戦目は、大山寿文騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 小雨/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月12日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサダイヤルに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
8月10日、中3週で迎えた16戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4歳（1993年）
2月8日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月22日、中1週で迎えた18戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月22日、中3週で迎えた19戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカリサニーオーから半馬身差の2着となった。
4月17日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（7戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月3日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月15日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北村欣也騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトナミグリーンから2馬身差の2着となった。
5月30日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で北村欣也騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリーセイントに1馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。
6月19日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で北村欣也騎手（11戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月25日、中4週で迎えた25戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグッドオーに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
8月25日、中1週で迎えた27戦目は、根ノ上特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイシリウスに2馬身半の差をつけて優勝
9月29日、中4週で迎えた28戦目は、三番叟特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月22日、中2週で迎えた29戦目は、一般B2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦2勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2ロ（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモーニングスキップに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
11月19日、中1週で迎えた31戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、水車特別（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
12月14日、中3週で迎えた32戦目は、一般B2イ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（6戦3勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月30日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2ロ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオスカーピークから2馬身半差の2着に敗北した。
5歳（1994年）
1月10日、中1週で迎えた34戦目は、一般B2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のラミユールに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
2月21日、中5週で迎えた35戦目は、うぐいす特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（9戦4勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月24日、約3か月の休養明けで迎えた36戦目は、小瀬特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（10戦4勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月24日、中3週で迎えた37戦目は、白ばら特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（11戦4勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月19日、中3週で迎えた38戦目は、雷鳥特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（12戦4勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月3日、中1週で迎えた39戦目は、一般B1 B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（13戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月17日、中1週で迎えた40戦目は、青木達彦騎手を鞍上に迎えて、春駒特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャタオラトップから1馬身半差の2着に敗れた。
8月29日、中1週で迎えた41戦目は、鈴蘭特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（14戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月12日、中1週で迎えた42戦目は、ききょう特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は青木達彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。
12月12日、約3か月の休み明けで迎えた43戦目は、師走特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（15戦4勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月29日、中1週で迎えた44戦目は、田口輝彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
6歳（1995年）
1月12日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（16戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のワカオーカンに1馬身半の差をつけて制した。
2月5日、中2週で迎えた46戦目は、節分特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田口輝彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月10日、約3か月の休養明けで迎えた47戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（17戦5勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月7日、中3週で迎えた48戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（18戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクラファイヤーに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
6月21日、中1週で迎えた49戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（19戦6勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。