ホウヨウソウル（2002年生、母ホウヨウマリン）

ホウヨウソウル（2002年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のソウルオブザマター（当時11歳）と交配したホウヨウマリンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊洋牧場。戦績は、中央平地1戦1勝、地方10戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年のキタノカチドキメモリアル(500万下)。

経歴

デビュー前

斉藤尭厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2004年）

8月3日、デビュー戦は有馬澄男騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は479kg。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月15日、中5週で迎えた2戦目は、2歳F1（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルブツセンプーに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月21日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラストステージに5馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

11月18日、中3週で迎えた4戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、2歳T1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るベストタイザンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って制した。

12月5日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、2歳500万下のキタノカチドキメモリアル（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は有馬澄男騎手（3戦2勝）。7頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のツルマルフレンチに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月30日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた6戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3歳（2005年）

2月18日、中6週で迎えた7戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のケンエンペラーをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

3月16日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のデイリースポーツ社賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グレートステージに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中3週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の園田ダービー（園田ダート1870m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた10戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（6戦4勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

6月15日、中5週で迎えた11戦目は、3歳以上A2-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（7戦4勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。