バスケットシューズ（2002年生、母セントリーラス）

バスケットシューズ（2002年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「バスケットシューズ」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスワールド（当時7歳）と交配したセントリーラスが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方22戦4勝2着1回。2005年のベイサイドスター賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

6月15日、デビュー戦は小嶋久輝騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は432kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったストレートパンチから5馬身差の2着に敗北した。

7月22日、中4週で迎えた2戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月4日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月16日、中5週で迎えた4戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のスノーランデブーをクビ差制して初勝利を挙げた。

10月23日、中4週で迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのいちょうステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

12月14日、中6週で迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

3歳（2005年）

1月1日、中2週で迎えた7戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず10着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のグロウアップに2馬身半の差をつけて制した。

4月13日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のブレットトレインをハナ差振り切って3勝目を獲得した。

4月22日、連闘で迎えた12戦目は、3歳オープンのベイサイドスター賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のカーネーション特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のアネモネ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた15戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の東京湾カップ（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のインパチェンス特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦の芙蓉賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のマリーゴールド特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

10月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた19戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月30日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、一般C1三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

12月12日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた22戦目は、師走特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（8戦2勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた23戦目は、ジルベスター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（9戦2勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2006年）

1月12日、中1週で迎えた24戦目は、睦月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（10戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るヨシノダイオを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。