ローランカテドナル（1999年生、母ニコリナ）

ローランカテドナル（1999年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時13歳）と交配したニコリナが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）平成ファーム。戦績は、中央平地17戦1勝、地方34戦7勝2着5回。2004年の金精特別(一般A以下)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平成ファームから「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、宮内牧場によって966万円で落札された。

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

11月10日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は502kg。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

11月25日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた3戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

3歳（2002年）

1月12日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鈴来直人騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

1月19日、連闘で迎えた6戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた8戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るテイエムダッシュを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

5月26日、中8週で迎えた10戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた11戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は木幡初広騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

8月18日、中5週で迎えた13戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

12月22日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

4歳（2003年）

2月9日、中6週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は宗像徹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた16戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた17戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず14着に終わった。

4月19日、中4週で迎えた18戦目は、矢菅清志騎手を鞍上に迎えて、アザレア特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったホシノトリニータからアタマ差の2着となった。

5月11日、中2週で迎えた19戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、両毛特別（高崎ダート1900m 雨/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた20戦目は、ベゴニア特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャンティフェから3馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた21戦目は、矢車草特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢菅清志騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた22戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、百合特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオピニオンリーダーから1馬身半差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた23戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、七夕特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月23日、中6週で迎えた24戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ゴールドサドル賞（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた25戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は矢菅清志騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた26戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、サフラン特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアイアラジンに3/4馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

10月13日、連闘で迎えた27戦目は、両毛特別（高崎ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエイセンスターに3馬身の差をつけて優勝

11月2日、中2週で迎えた28戦目は、フリーダムカップ（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオピニオンリーダーから4馬身差の2着となった。

11月24日、中2週で迎えた29戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、ノベンバー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた30戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、両毛特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月22日、連闘で迎えた31戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、ディセンバー特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた32戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の高崎大賞典（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

5歳（2004年）

1月31日、中3週で迎えた33戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、大寒特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた34戦目は、フェブラリー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた35戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルサクシードに3馬身の差をつけて優勝

3月14日、中1週で迎えた36戦目は、金精特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月18日、中4週で迎えた37戦目は、両毛特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッツゴーフジから3馬身差の2着に敗北した。

4月24日、連闘で迎えた38戦目は、山吹特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトバイアモンに4馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

5月5日、中1週で迎えた39戦目は、チャレンジカップ（高崎ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月6日、中4週で迎えた40戦目は、両毛特別（高崎ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた41戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、ジューン特別（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた42戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、榛名湖特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた43戦目は、尾瀬特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月12日、中7週で迎えた44戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた45戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B3（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のビーナスサンヒコに2馬身半の差をつけて6勝目をつかんだ。

10月11日、中1週で迎えた46戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のアルカイオスに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月25日、中1週で迎えた47戦目は、一般B3（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた48戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヴィトラーに4馬身の差をつけて8勝目をマークした。

6歳（2005年）

4月4日、約5か月の休養明けで迎えた49戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

7月25日、約3か月半の休養明けで迎えた50戦目は、一般B1 B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

7歳（2006年）

4月8日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた51戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。