ユウキシンフォニー（1989年生、母ヒロノシャーク）

ユウキシンフォニー（1989年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時7歳）と交配したヒロノシャークが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方21戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の一般C2ハ。

経歴

デビュー前

新井仁厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

3月14日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた2戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

10月10日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた4戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

10月25日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

11月8日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた7戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず最後はプリンセスワンと並んで7着同着となった。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

4歳（1993年）

5月3日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた9戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月16日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた10戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月30日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた11戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシイナイロケットから4馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中3週で迎えた12戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた13戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般D3ハ（上山ダート1300m 小雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキューガーデンに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般D3（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた15戦目は、一般D2ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサヴァンブルをハナ差制して2勝目を手中に収めた。

8月31日、中1週で迎えた16戦目は、一般D1ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスウーノから2馬身差の2着に敗北した。

9月28日、中3週で迎えた17戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般D2ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で前野幸一騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のクリスタルビジョンをハナ差制して3勝目を手に入れた。

10月25日、中1週で迎えた19戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般D2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた20戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のカシワクオーツをハナ差制して4勝目をつかんだ。

5歳（1994年）

4月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリスタルビジョンからハナ差の2着に惜敗した。

6月21日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオギロイヤルに1馬身半の差をつけて優勝

7月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本秀幸騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。