タケショウイッキ（1991年生、母ベルジョイナー）

タケショウイッキ（1991年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスプレンデイドモーメント（当時8歳）と交配したベルジョイナーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）太陽牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、地方36戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

7月10日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカネイチロに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

8月1日、連闘で迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の札幌3歳ステークス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

9月25日、中7週で迎えた4戦目は、長峰一弘騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

10月24日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、宮田仁騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のきんもくせい特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

3歳（1994年）

1月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

3月20日、中9週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は長峰一弘騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長峰一弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての11番人気で大外10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた9戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

7月30日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は長峰一弘騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の石打特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長峰一弘騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長峰一弘騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長峰一弘騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

4歳（1995年）

4月19日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた14戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、岡田康志騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月31日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた16戦目は、一般C1イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月10日、中0週で迎えた17戦目は、一般C1イ（足利ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた18戦目は、伊藤康浩騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月5日、中3週で迎えた19戦目は、一般（盛岡ダート1420m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤康浩騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤康浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤康浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた22戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンユウサードからアタマ差の2着となった。

10月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般（水沢ダート1420m 雨/重）に出走。鞍上は伊藤康浩騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた24戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は西康志騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1996年）

5月19日、約6か月半の休み明けで迎えた25戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西康志騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカーラアミーカに5馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

6月8日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西康志騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西康志騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のローズレッドをクビ差制して3勝目をつかんだ。

7月13日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西康志騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で西康志騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアズマヤシマに5馬身の差をつけて制した。

8月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で西康志騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤシロエンペリーをクビ差制して5勝目を手にした。

8月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で西康志騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノギフトをクビ差制して勝利を手に入れた。

6歳（1997年）

4月14日、約7か月半の休養明けで迎えた33戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で西康志騎手（10戦5勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で西康志騎手（11戦5勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリーンカットからクビ差の2着となった。

5月12日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で西康志騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサイキンレディーに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月7日、中3週で迎えた36戦目は、ジューンカップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で西康志騎手（13戦6勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月20日、約6か月半の休み明けで迎えた37戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で西康志騎手（14戦6勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月28日、連闘で迎えた38戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で西康志騎手（15戦6勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7歳（1998年）

1月9日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で西康志騎手（16戦6勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月11日、約3か月の休み明けで迎えた40戦目は、一般B（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で西康志騎手（17戦6勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月27日、中1週で迎えた41戦目は、一般B（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で西康志騎手（18戦6勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた42戦目は、一般B（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で西康志騎手（19戦6勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月20日、中5週で迎えた43戦目は、一般B（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で西康志騎手（20戦6勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は21戦連続で西康志騎手（21戦6勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた45戦目は、五葉山賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で西康志騎手（22戦6勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月1日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた46戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で西康志騎手（23戦6勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた47戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は24戦連続で西康志騎手（24戦6勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた48戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は25戦連続で西康志騎手（25戦6勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた49戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で西康志騎手（26戦6勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。