レイメイフライト（2008年生、母ダイワグラマー）

レイメイフライト（2008年2月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黎明（夜明け）＋飛び立つ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアグネスフライト（当時11歳）と交配したダイワグラマーが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方10戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の4歳以上C2 33。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

5月7日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた2戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

8月20日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた4戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

10月16日、中4週で迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず3着に敗れた。

10月22日、連闘で迎えた6戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったアサクサジェットに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月29日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上C2 25（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシゲルマドギワゾクに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月6日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C2 39（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったヒカリエンジェルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のチャハヤに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月26日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカシノカイオウを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2012年）

1月2日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。

1月9日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のピエールバンカーに1馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

1月22日、中1週で迎えた13戦目は、天狗岳賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、ハレブタイに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（9戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったワールドチャンプに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。