タイセイトゥルース（2005年生、母シュームーズ）

タイセイトゥルース（2005年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋真実」。毛色は鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時7歳）と交配したシュームーズが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方40戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2010年の一般C8。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、田中成奉によって2,205万円で落札された。

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

7月21日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は442kg。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

8月26日、中4週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

3歳（2008年）

4月6日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

6月8日、中8週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

8月9日、中8週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

10月24日、中6週で迎えた7戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた8戦目は、一般C31（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般C29（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた10戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C33（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた11戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

4歳（2009年）

1月12日、中1週で迎えた12戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C30（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた13戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C31（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた16戦目は、武居さんおつかれさま賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般C26（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた18戦目は、砥綿恵三退職記念杯（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小山信行騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアースグラヴィティに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

4月14日、中2週で迎えた19戦目は、一般C22（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で小山信行騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた20戦目は、石田典之就職おめでとう記念（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で小山信行騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小山信行騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた22戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小山信行騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスズカワイズクインを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

6月17日、中1週で迎えた23戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小山信行騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

8月10日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で小山信行騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったスズカワイズクインに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

9月1日、連闘で迎えた26戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般C13（名古屋ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は小山信行騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた28戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月19日、連闘で迎えた30戦目は、一般C14（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹田吉秀騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、伸びてきたトレンドストーリー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月5日、中1週で迎えた31戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

11月11日、連闘で迎えた32戦目は、一般C16a（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は竹田吉秀騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

11月18日、連闘で迎えた33戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は竹下太騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

11月24日、連闘で迎えた34戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹田吉秀騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた35戦目は、一般C17（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコガネイチゴに1馬身の差をつけて制した。

12月9日、連闘で迎えた36戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた37戦目は、一般C12（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったスマートシェリーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5歳（2010年）

1月2日、連闘で迎えた38戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたテラモドリーミ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

1月14日、中1週で迎えた39戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のサージプロミネンスに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月29日、中1週で迎えた40戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、葉牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた41戦目は、一般C9（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた42戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

6月16日、約4か月の休養明けで迎えた43戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた44戦目は、一般C8（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のトレンドストーリーに3馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

8月13日、中5週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた45戦目は、C級セレクトカップ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹下太騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

10月7日、中7週で迎えた46戦目は、アイセイ社創立70周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。