マルチグランドボス（2005年生、母ラッキーピンキー）

マルチグランドボス（2005年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時18歳）と交配したラッキーピンキーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）原口牧場。戦績は、地方26戦6勝2着5回。2007年のヤングチャンピオン(地方重賞)に勝利した他、2008年の福山王冠(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、原口牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

那俄性哲也厩舎（福山）へ入厩。

2歳（2007年）

9月16日、デビュー戦は佐原秀泰騎手を鞍上に据えて、2歳（福山ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は419kg。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のブレーヴヒーローに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のしずない産米「万馬券」特別（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のプライドストーリー第一戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の頑張れ!龍平・駿介ビクトリー特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のブレーヴヒーローに7馬身の差をつけて2勝目をマークした。

12月9日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のヤングチャンピオン（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐原秀泰騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウルトラエナジーに半馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

3歳（2008年）

1月13日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦の若駒賞（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐原秀泰騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラマテングから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月13日、中3週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の園田ユースカップ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で佐原秀泰騎手（7戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

3月9日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2-2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐原秀泰騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のカリスマルコをハナ差制して1着ゴールを果たした。

6月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた10戦目は、ラベンダー特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐原秀泰騎手（9戦4勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の福山チャンピオンシップ（福山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で佐原秀泰騎手（10戦4勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた12戦目は、はまゆう特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐原秀泰騎手（11戦4勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月21日、連闘で迎えた13戦目は、あさがお特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐原秀泰騎手（12戦4勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月17日、中3週で迎えた14戦目は、撫子特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐原秀泰騎手（13戦4勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラマテングから6馬身差の2着となった。

9月14日、中3週で迎えた15戦目は、すすき特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で佐原秀泰騎手（14戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラマテングから6馬身差の2着となった。

9月27日、中1週で迎えた16戦目は、蔵王賞（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で佐原秀泰騎手（15戦4勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の鞆の浦賞（福山ダート2250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は17戦連続で佐原秀泰騎手（16戦4勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月24日、中5週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた18戦目は、かえで特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は18戦連続で佐原秀泰騎手（17戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったウレシイから1馬身半差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた19戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、福山こうちスタージョッキーシリーズ第二戦（福山ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったトサノシーロから1馬身半差の2着となった。

12月21日、中1週で迎えた20戦目は、3歳地方重賞の福山王冠（福山ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は佐原秀泰騎手（18戦4勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2009年）

1月3日、中1週で迎えた21戦目は、初笑い特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（19戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルシャトーに4馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

1月25日、中2週で迎えた22戦目は、スノードロップ特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（20戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアイサムライに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

2月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、まんさく特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（21戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月22日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた24戦目は、プリムラ特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（22戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた25戦目は、ムスカリ特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐原秀泰騎手（23戦6勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた26戦目は、木蓮特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐原秀泰騎手（24戦6勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。