ウルトラエナジー（2005年生、母ファーストゴシップ）

ウルトラエナジー（2005年2月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「超＋活力」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時13歳）と交配したファーストゴシップが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田中春美。戦績は、中央平地1戦0勝、地方14戦8勝2着4回。2008年のクイーンカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2007年のヤングチャンピオン(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、田中春美から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、北村キヨ子によって504万円で落札された。

徳本慶一厩舎（福山）へ入厩。

2歳（2007年）

7月15日、デビュー戦は岡田祥嗣騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬戦エリートストーリー第四戦（福山ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は427kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のウルトラグリームに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月16日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のひまわり賞（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドスリリングに3馬身の差をつけて制した。

9月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のユタカハイテンに6馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月30日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンディナナに3馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

10月14日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のしずない産米「万馬券」特別（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田祥嗣騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のユタカハイテンに4馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

11月20日、中4週で迎えた6戦目は、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で岡田祥嗣騎手（5戦5勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のヤングチャンピオン（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田祥嗣騎手（6戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルチグランドボスから半馬身差の2着に敗北した。

3歳（2008年）

1月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岡田祥嗣騎手（7戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンディナナから半馬身差の2着に敗北した。

1月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡田祥嗣騎手（8戦5勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

2月24日、中4週で迎えた10戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 小雪/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡田祥嗣騎手（9戦5勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

3月9日、中1週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた11戦目は、佐々木記念一迦誕生杯（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岡田祥嗣騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイアイノホシから1馬身半差の2着に敗北した。

3月23日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のクイーンカップ（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で岡田祥嗣騎手（11戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンディナナに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

4月20日、中3週で迎えた13戦目は、つつじ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で岡田祥嗣騎手（12戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドコガネに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月4日、中1週で迎えた14戦目は、ライラック特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で岡田祥嗣騎手（13戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタガノグリッターに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月18日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の福山ダービー（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で岡田祥嗣騎手（14戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンディナナから1馬身差の2着に敗北した。