アドマイヤサンデー（1995年生、母ムーンインディゴ）

アドマイヤサンデー（1995年2月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時9歳）と交配したムーンインディゴが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地8戦3勝2着3回。1998年のサンケイスポーツ杯阪神牝馬特別(牝G2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

4月25日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のパラティーノに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月17日、中2週で迎えた2戦目は、4歳500万下（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンキューホーラーに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

5月31日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 晴/良）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

8月30日、約3か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上900万下のポプラステークス（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したシンボリクラウンに半馬身届かず2着に敗北した。

9月27日、中3週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた5戦目は、牝馬限定3歳G2のローズステークス（阪神芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

11月1日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下の保津峡特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスターパスに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月22日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上1600万下の桂川ステークス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したアサカホマレに半馬身届かず2着に敗北した。

12月20日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定G2のサンケイスポーツ杯阪神牝馬特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（6戦3勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエガオヲミセテに詰め切れず、2馬身差の2着となった。