アサカホマレ（1994年生、母Special Power）

経歴

デビュー前

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

9月15日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のミナミノパワーを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月26日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下の黄菊賞（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のランニングゲイルに4馬身の差をつけて2勝目を手にした。

11月9日、中1週で迎えた4戦目は、2歳G2の京成杯3歳ステークス（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

12月8日、中3週で迎えた5戦目は、2歳G1の朝日杯3歳ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で角田晃一騎手（4戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい16着に敗れた。

3歳（1997年）

4月20日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳G2のニュージーランドトロフィー4歳ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で角田晃一騎手（5戦2勝）。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい18着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた7戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、スタープログラマーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月18日、連闘で迎えた8戦目は、4歳900万下の白藤ステークス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（6戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。主導権を握り、リードを2馬身以上キープして、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳G3の中日スポーツ賞4歳ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（7戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい15着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳900万下のゆうすげステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳900万下のやまゆりステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（9戦2勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

11月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上900万下の天王山特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で角田晃一騎手（10戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の宝ケ池特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で角田晃一騎手（11戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の北摂特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で角田晃一騎手（12戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた15戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて16着に敗れた。

4歳（1998年）

1月10日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の初夢賞（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

2月22日、中3週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、スプリングエイトにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3月14日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の洲本特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のエリモウイングに3馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

10月4日、約7か月の休み明けで迎えた20戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下の藤森特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田伸二騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサンフォードシチーに1馬身3/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月8日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上1600万下の清水ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田伸二騎手（6戦2勝）。17頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブラボーグリーンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月22日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上1600万下の桂川ステークス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田伸二騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のアドマイヤサンデーを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

12月27日、中4週で迎えた24戦目は、六甲ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（13戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

5歳（1999年）

2月20日、中7週で迎えた25戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の斑鳩ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3月28日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の遠州灘ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均ペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって16着に敗れた。

11月7日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた27戦目は、4歳以上1600万下の清水ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上1600万下の花園ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の元町ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（14戦2勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい15着に敗れた。

6歳（2000年）

3月25日、約3か月の休み明けで迎えた30戦目は、5歳以上1600万下のなにわステークス（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（15戦2勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。