サンライズスペース（1998年生、母キリストレッチ）

サンライズスペース（1998年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時14歳）と交配したキリストレッチが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、地方11戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の梅見月特別(一般D)。

経歴

デビュー前

増本豊厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

12月3日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

3歳（2001年）

3月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた4戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた6戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したニシノオーディンにクビ差届かず2着に惜敗した。

6月17日、中3週で迎えた8戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったマイネルエフェクトにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

5歳（2003年）

7月5日、約24か月半の休み明けで馬体重を前走から47kg増やして迎えた10戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般C6（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲイリージェミニから2馬身半差の2着となった。

10月4日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、一般C5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアーリータックルに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月26日、中2週で迎えた12戦目は、レットイットビーの記念特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイアイウルフオーから半馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中4週で迎えた13戦目は、一般E F（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニュースフラッシュに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6歳（2004年）

1月1日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般E F（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノブライティアに1馬身半の差をつけて制した。

1月10日、連闘で迎えた15戦目は、一般F1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセイセイコウに1馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

2月7日、中3週で迎えた16戦目は、梅見月特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゲイリージェミニに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月21日、中1週で迎えた17戦目は、初花月特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンダーレインボーからアタマ差の2着に甘んじた。

3月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般E1（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた19戦目は、お世話になりましたじゃ～ねぇ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中西達也騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリトルダンサーに3馬身の差をつけて優勝

4月24日、中3週で迎えた20戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、大野見村あめご釣りな祭特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。