タイセイボーイ（1999年生、母オカノアスティー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、向別牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2001年）

8月25日、デビュー戦は佐宗応和騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、ロバリーキングにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

9月26日、中4週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月31日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のサッポロ黒ラベル賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は佐宗応和騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、ウメチャンに交わされて1馬身差の2着となった。

3歳（2002年）

1月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに22kg増やして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐宗応和騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

5月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から19kg絞って迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、テスコツヨシにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

12月7日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた8戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木泉騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイアイアラジンから6馬身差の2着となった。

4歳（2003年）

1月6日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木泉騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカヌマピロウイナーに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木泉騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョージロバリーからクビ差の2着に甘んじた。

2月10日、中2週で迎えた12戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、ブロンズメダル賞（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョージロバリーから2馬身差の2着に敗北した。

2月22日、中1週で迎えた13戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、風神賞（足利ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木泉騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた15戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木泉騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から30kg減らして迎えた16戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月17日、中4週で迎えた17戦目は、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三井健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三井健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三井健一騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、一般C4チ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三井健一騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイバファミリーから3馬身差の2着となった。

10月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4ホ（宇都宮ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で三井健一騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた22戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月9日、中4週で迎えた23戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、師走特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

5歳（2004年）

1月2日、中0週で迎えた25戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

2月24日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた27戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた28戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。