ファーストフラワー（2021年生、母フルオブスターズ）

First Flower

2021.02.11

ファーストフラワー（2021年2月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時12歳）と交配したフルオブスターズが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村田牧場。主な勝ち鞍は2023年の住まいのみやこすぎなみ賞。

経歴

デビュー前

福永敏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

5月26日、デビュー戦は菅原涼太騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は443kg。4頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、ダテノショウグンに交わされて6馬身差の2着と苦杯を喫した。

デビュー前

福永敏厩舎（大井）へ入厩。

9月19日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の住まいのみやこすぎなみ賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマオノブリージーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

デビュー前

福永敏厩舎（大井）へ入厩。

12月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のカナリア特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、パペッティアに交わされて1馬身半差の2着となった。

3歳（2024年）

1月23日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳オープンの’24桃花賞（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

9月13日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

10月15日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定戦のつる座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた7戦目は、ギムレット賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に敗れた。