ジェイケイウィン（2013年生、母ジェイケイクリス）

ジェイケイウィン（2013年2月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋勝利する」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時13歳）と交配したジェイケイクリスが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤川ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方21戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2018年の寿老人賞(一般C2七八九)。

経歴

デビュー前

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

9月27日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3歳（2016年）

6月5日、約7か月半の休養明けで迎えた3戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシュガーラッシュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月5日、中3週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の石本頼子誕生日記念3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアイトラッキングに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

9月13日、中3週で迎えた8戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のオレカーニバルに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月2日、中6週で迎えた9戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4歳（2017年）

1月6日、中8週で迎えた10戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の水仙賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、ユキノマイクイーンに半馬身交わされて2着に敗北した。

1月31日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦のシンビジウム賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサルガッソにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

3月2日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したノボラッシェに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4月7日、中4週で迎えた13戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ありがとう!宮本弘記念（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月19日、中5週で迎えた14戦目は、良さん以知子さん結婚おめでとう（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るドリームチャイルドを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月12日、中2週で迎えた15戦目は、宮下華奈さん誕生日おめでとう記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた16戦目は、青木工場長退職記念（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月1日、中3週で迎えた17戦目は、BOOMER伊勢浩二ハッピーバースデー賞（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

8月21日、中2週で迎えた18戦目は、皐月生誕100日記念（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月9日、中2週で迎えた19戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、かわさき餃子舗の会創立10周年記念（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

10月10日、中3週で迎えた20戦目は、祝増田賢二郎退職記念（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったサグラダファミリアに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月9日、中3週で迎えた21戦目は、牝馬限定戦のシクラメン賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

12月11日、中4週で迎えた22戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、男竹田!白山総監督勇退記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

5歳（2018年）

1月5日、中3週で迎えた23戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、寿老人賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアーネストホープに1馬身の差をつけて5勝目を挙げた。