ヤマニンルモンド（2013年生、母ヤマニンティアモ）

ヤマニンルモンド（2013年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋世界（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時15歳）と交配したヤマニンティアモが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。主な勝ち鞍は2017年の北海道きたやさい特別(一般C32 C41)。

経歴

デビュー前

安田武広厩舎（北海道）へ入厩。

4歳（2017年）

4月26日、デビュー戦は小林靖幸騎手を鞍上に据えて、日高山脈ペテガリ岳賞（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るキングオブビーストを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月23日、中3週で迎えた2戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のシンデレラストリーに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったカネミツロイヤルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月20日、中1週で迎えた5戦目は、新ひだか町百年の赤松賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林靖幸騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したイネディットを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中1週で迎えた6戦目は、マツバボタン特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林靖幸騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

8月31日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小林靖幸騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた8戦目は、北海道きたやさい特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で小林靖幸騎手（7戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のノアヴィクトリーを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

10月4日、中2週で迎えた9戦目は、キンモクセイ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小林靖幸騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた10戦目は、イロハモミジ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小林靖幸騎手（9戦3勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。