スマートフォンテン（2007年生、母オリーヴフォンテン）

スマートフォンテン（2007年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時10歳）と交配したオリーヴフォンテンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は城市公。戦績は、地方28戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

波多野健厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2009年）

11月19日、デビュー戦は石崎駿騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた2戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3歳（2010年）

1月13日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、本多正賢騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

2月18日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4月15日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったサウンドボーイをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

5月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月9日、中4週で迎えた8戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアミーゴを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

7月5日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のオッツィオをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月6日、中4週で迎えた10戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したボーンストーンを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

8月26日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の有りの実特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったシャイニースマイルに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月24日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の落花生特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2三四（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

4歳（2011年）

1月18日、中8週で迎えた16戦目は、一般C2五六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

2月8日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、一般C2五六（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったエナモラードにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

2月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2五六（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

5月3日、中9週で迎えた19戦目は、一般C2三四（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

6月20日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

7月22日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

7月27日、連闘で馬体重を前走から15kg減らして迎えた23戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（11戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（12戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

9月20日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2三四（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（13戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（14戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（15戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた28戦目は、山下貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。