スカイヴイロード（2000年生、母クイーンゴーラン）

スカイヴイロード（2000年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勝利への道」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマチカネアレグロ（当時9歳）と交配したクイーンゴーランが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）岩見牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方36戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年のアメジスト賞。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

7月14日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は426kg。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

7月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず10着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた3戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3歳（2003年）

1月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた4戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

1月25日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3月16日、中6週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

3月31日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のナイスレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出し、3着に入った。

5月19日、中2週で迎えた10戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジスト賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のエレガントマミーに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月14日、中3週で迎えた11戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

11月30日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた13戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

4歳（2004年）

1月22日、中4週で迎えた14戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップミネルヴァ賞（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月26日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、松浦高宏騎手を鞍上に迎えて、もちの木特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上A3-2（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦高宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦高宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた18戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3-2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて10着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた19戦目は、山東町よふど温泉特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は松浦高宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた20戦目は、丹波茶特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦高宏騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた21戦目は、城下町いずし特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦高宏騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた22戦目は、生月特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦高宏騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた23戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1-3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた24戦目は、志んぐ特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた25戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、市島ワイン特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上A3-3（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松浦高宏騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた27戦目は、キリン一番搾りカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦高宏騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

12月31日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から29kg減らして迎えた28戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般B12（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

5歳（2005年）

1月13日、中1週で迎えた29戦目は、一般B13 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンファンシをアタマ差制して久々に勝ち星を挙げた。

1月27日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホウマファーストに1馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

4月28日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた32戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般B9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた33戦目は、一般B9（笠松ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ケイエスドームに半馬身交わされて2着となった。

5月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、一般B6（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミツアキセカイオーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月21日、中2週で迎えた35戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月21日、約3か月の休養明けで迎えた36戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた37戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般B9（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミツアキセシルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月25日、中1週で迎えた38戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた39戦目は、一般B6（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミツアキセシルに1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

11月22日、中1週で迎えた40戦目は、水車特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月28日、中4週で迎えた41戦目は、吉田ハム飛騨牛賞（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

6歳（2006年）

1月12日、中1週で迎えた42戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた43戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた44戦目は、一般B6b（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（12戦3勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

5月19日、約3か月半の休養明けで迎えた45戦目は、山田順一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。