シルクラフリン（1989年生、母マンジュシャゲ）

シルクラフリン（1989年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイルドブルボン（当時14歳）と交配したマンジュシャゲが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方15戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の一般C4ロ。

経歴

デビュー前

中尾銑治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

3月1日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

3月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

5月9日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

5月16日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月6日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井千明騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井千明騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂井千明騎手（7戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

8月22日、中4週で迎えた9戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

10月3日、中5週で迎えた10戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

11月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

4歳（1993年）

5月5日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた13戦目は、松原正文騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアジヤセブンに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月12日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた14戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C5（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングブルボンから3馬身差の2着となった。

9月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに25kg増やして迎えた15戦目は、一般C4イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松原正文騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月4日、連闘で馬体重を前走から15kg絞って迎えた16戦目は、一般C4ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松原正文騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後はテンカラーと並んで4着同着となった。

10月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C4イ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松原正文騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月3日、中0週で迎えた18戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンディスワローからクビ差の2着に惜敗した。

11月13日、中0週で迎えた19戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1994年）

1月2日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた22戦目は、一般C4ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松原正文騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月13日、中7週で迎えた23戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアポロロマンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般C4イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月30日、中4週で迎えた27戦目は、一般C3（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマテンオーシンから2馬身半差の2着となった。