ライヴクラッカー（2018年生、母メロークーミス）

ライヴクラッカー（2018年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名(Livelyより)+クラッカー」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時9歳）と交配したメロークーミスが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は守矢牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、守矢牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、澤田孝之によって885.6万円で落札された。

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

6月13日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 雨/不良）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

9月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡巧也騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入った。

11月7日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡巧也騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

3歳（2021年）

1月5日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木幡巧也騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

1月17日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で木幡巧也騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で木幡巧也騎手（7戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

4月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（8戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のカズオに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月1日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（9戦1勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（10戦1勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた13戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスのニセコ特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

10月24日、中7週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（11戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

4歳（2022年）

1月16日、中9週で迎えた16戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入った。

2月6日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

4月23日、中9週で迎えた19戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（12戦1勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

5月29日、連闘で迎えた21戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

10月16日、約4か月の休み明けで迎えた23戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（13戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（14戦1勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（15戦1勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は力尽きて16着に終わった。

5歳（2023年）

3月12日、約4か月の休み明けで迎えた26戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡巧也騎手（16戦1勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた27戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月2日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（17戦1勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

2023年4月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月24日、中6週で迎えた29戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、桂坂賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた30戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた31戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、オフト後楽園賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた32戦目は、トキハソース賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた33戦目は、へびつかい座特別（大井ダート1650m 晴/稍重）に出走。鞍上は野畑凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1三四五（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1二三四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1三四五（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた37戦目は、馬産地日高賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で野畑凌騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

11月1日、中3週で迎えた38戦目は、志村坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野畑凌騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた39戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、夏目坂賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた40戦目は、B3六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた41戦目は、乃木坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は野畑凌騎手（7戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れ味光る末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

6歳（2024年）

1月25日、中3週で迎えた42戦目は、アングレカム賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（8戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた43戦目は、一般C1二三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原涼太騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月27日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1二三四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

3月19日、中2週で迎えた45戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したスナイプフレイバーを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月10日、中2週で迎えた46戦目は、ピンク・レディ賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤマノウォーリアを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月23日、中1週で迎えた47戦目は、ホワイト・ローズ賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。