スナイプフレイバー（2020年生、母フェールクークー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、日進牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、尾田信夫によって1,925万円で落札された。

2歳（2022年）

9月23日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。馬体重は506kg。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく3着に敗れた。

3歳（2023年）

1月25日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳戦の目黒川賞 91.5万円以下（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のスパイツサージュに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月22日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月30日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の316.5万円以下（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

6月30日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

8月4日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のエイトワンカフェ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、オグメンタにクビ差交わされて2着に惜敗した。

8月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったジューンシャトルにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（2024年）

2月16日、約6か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のカツノサンキュウを半馬身振り切って休養明け初戦を制した。

2月26日、中0週で迎えた9戦目は、一般C1五六七（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で和田譲治騎手（8戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のクレールジャックをクビ差振り切って3勝目を手にした。

3月19日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で和田譲治騎手（9戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のライヴクラッカーに1馬身1/4の差をつけて4勝目を手にした。