ロアリングルックス（2020年生、母サザンローマン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、熊沢牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡井元憲によって286万円で落札された。

赤嶺亮厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2022年）

6月10日、デビュー戦は安藤洋一騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は457kg。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に敗れた。

7月13日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るティオボルドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月16日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦の112.5万円以上（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の193.5万円以上（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた5戦目は、2歳S3のゴールドジュニア（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤洋一騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

3歳（2023年）

6月29日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤洋一騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤洋一騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のベルボールドナインに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月1日、中2週で迎えた8戦目は、バックス・フィズ賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で安藤洋一騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

8月15日、中1週で迎えた9戦目は、テキーラ・サンセット賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で安藤洋一騎手（8戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のウイングウインドに3馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月7日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1二三四（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で安藤洋一騎手（9戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のストライクに1馬身3/4の差をつけて勝利をモノにする

10月6日、中3週で迎えた11戦目は、バーバラ賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で安藤洋一騎手（10戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のタカミズをクビ差振り切って5勝目を手中に収めた。

11月1日、中3週で迎えた12戦目は、志村坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で安藤洋一騎手（11戦5勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

12月8日、中4週で迎えた13戦目は、ヒューマン品川賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で安藤洋一騎手（12戦5勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したカナウを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

4歳（2024年）

4月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、神楽坂賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で安藤洋一騎手（13戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のゴールドジャッジをクビ差振り切って休み明け初戦をモノにした。

5月15日、中2週で迎えた15戦目は、新緑賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で安藤洋一騎手（14戦6勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のガルヴァナイズに4馬身の差をつけて制した。

6月5日、中2週で迎えた16戦目は、ゲンマ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で安藤洋一騎手（15戦7勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カナウにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月12日、中4週で迎えた17戦目は、屋形船賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で安藤洋一騎手（16戦7勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

8月14日、中4週で迎えた18戦目は、葉月賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で安藤洋一騎手（17戦7勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘志で渋太く粘り続けて先頭を奪い、最後は2着のゴールデンヨシノに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月9日、中3週で迎えた19戦目は、サファイア賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で安藤洋一騎手（18戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて先頭に躍り出て、最後は2着のルクスディオンに1馬身の差をつけて9勝目を獲得した。

10月3日、中2週で迎えた20戦目は、摺鉢山賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で安藤洋一騎手（19戦9勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。