タイムアーツ（2017年生、母アースシェイカー）

Time Arts

2017.05.02

タイムアーツ（2017年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時19歳）と交配したアースシェイカーが12歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は新井牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

鈴木啓之厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2020年）

1月20日、デビュー戦は吉井章騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月24日、中4週で迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のグランモールに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月9日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、伸びてきたサルヴ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中5週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のエドノテーラーに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手中に収めた。

12月28日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったササノユキオルフェに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2021年）

11月19日、約11か月の休み明けで迎えた6戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、がけっぷちリゾート賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた7戦目は、オリオン座特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（4戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では稲妻のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

デビュー前

鈴木啓之厩舎（大井）へ入厩。

12月24日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、一般C1十十一十二（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番ゲートからスタート。競走除外となった。

5歳（2022年）

1月25日、中6週で迎えた8戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2八九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横川怜央騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。