マウイバークマン（2018年生、母チェルシーガール）

マウイバークマン（2018年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のエピファネイア（当時8歳）と交配したチェルシーガールが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は上村清志。2020年のカペラ賞(地方重賞)で2着に入った他、2021年の花吹雪賞(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大島静夫厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2020年）

7月18日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、2歳戦の（イ）（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は503kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のクリキヨに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

8月30日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

10月4日、中4週で迎えた3戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

11月23日、中4週で迎えた5戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のカペラ賞（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったプリマステラに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月19日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のアルデバラン特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

3歳（2021年）

1月11日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の筑紫野賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシュリーデービーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

2月21日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のポーラスター特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた10戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の飛燕賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の佐賀弥生賞（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月27日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた12戦目は、3歳戦の佐賀城特選（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のシューティングスター特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月2日、中2週で迎えた14戦目は、長崎街道境原宿特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた15戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、オクトーバー特選（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた16戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月27日、中3週で迎えた17戦目は、長崎街道北方宿特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた18戦目は、ディセンバー特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は加茂飛翔騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

4歳（2022年）

1月3日、中2週で迎えた19戦目は、長崎街道鳴瀬宿特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

1月21日、中2週で迎えた20戦目は、寒月賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったタガノジョリーンを3/4馬身捉え切れず2着となった。

2月6日、中1週で迎えた21戦目は、長崎街道嬉野宿特選（佐賀ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で加茂飛翔騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったコスモザクロに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3月4日、中3週で迎えた22戦目は、長崎街道松原宿特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で加茂飛翔騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた23戦目は、豊田萌絵さん来場記念（佐賀ダート1400m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で加茂飛翔騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。