ティエッチダンサー（1996年生、母ブロートツウマインド）

経歴

デビュー前

3歳（1999年）

5月22日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるように急駛したが、オートバクシンオーに交わされて2馬身差の2着となった。

6月27日、中4週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスカルプチャーに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

8月8日、中5週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスーパーゾロを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月19日、中5週で迎えた4戦目は、4歳以上900万下の内房特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

10月24日、中4週で迎えた5戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の藤森特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

4歳（2000年）

12月9日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

5歳（2001年）

1月5日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、アイチェックユーに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月10日、中8週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた9戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、ティエッチグリーンに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月14日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた11戦目は、K.デザーモ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

5月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の青葉城特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

6月16日、中4週で迎えた13戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の木古内特別（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

6歳（2002年）

4月28日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、井西泰政騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天与の勝負根性で諦めることなく走り切り、5着を確保した。

6月23日、中7週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で井西泰政騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で井西泰政騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で井西泰政騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月31日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で井西泰政騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に入った。

9月21日、中2週で迎えた19戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。17頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた20戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを2馬身以上キープして、かなり厳しいペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま力一杯の粘りで持ち堪えて難なく抜け出し、最後は2着のゲイリーブリットに3馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

10月27日、中2週で迎えた21戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の浦安特別（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた22戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

7歳（2003年）

2月2日、中6週で迎えた25戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（4戦2勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず15着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上1000万下の御宿特別（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は小野次郎騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

6月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた27戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下のマラヤンレーシングアソシエーショントロフィー（中京芝1200m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

7月20日、中4週で迎えた28戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の疾風特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。17着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の栃尾特別（新潟芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では余力が残っておらず18着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた30戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の苗場特別（新潟ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた31戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の葛飾特別（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

8歳（2004年）

2月8日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた32戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手が足りず16着に終わった。