タガノアラヴァンナ（2000年生、母アランヴァンナ）

タガノアラヴァンナ（2000年2月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時14歳）と交配したアランヴァンナが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方7戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年のOBA-Q記念(B2)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファ-ムから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、八木良司によって8,190万円で落札された。

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

1月18日、デビュー戦は安田康彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に敗れた。

1月26日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。

5月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップピーチ賞（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた5戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。17頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

8月14日、中5週で迎えた6戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（上山ダート1250m 小雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた7戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（上山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクワイエットマンをクビ差制して初白星を挙げた。

9月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C1（上山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のレスキューアゲンに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

10月7日、中3週で迎えた9戦目は、3歳B2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトップローズに5馬身の差をつけて優勝

10月14日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B1（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフクジュソウから1馬身半差の2着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のOBA-Q記念（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフクジュソウに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

4歳（2004年）

5月1日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた13戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 雨/良）に出走。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。