サクラデンゲキオー（1993年生、母コーラリーナ）
Sakura Dengeki O
1993.03.21
サクラデンゲキオー（1993年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時19歳）と交配したコーラリーナが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はヤマオカ牧場。戦績は、中央平地16戦0勝2着2回、地方31戦0勝2着4回。
経歴
デビュー前
境征勝厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1995年）
8月12日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。
8月20日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
9月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。
10月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。
10月15日、中1週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。
10月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたハマノドルフィン決め手に屈して半馬身差の2着となった。
11月26日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
12月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。
12月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
3歳（1996年）
6月29日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。
7月13日、中1週で迎えた11戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。
9月1日、中6週で迎えた12戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。
9月23日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったタイキリバティに詰め切れず、5馬身差の2着となった。
10月5日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。
10月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（6戦0勝）。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。
11月9日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。
12月28日、中6週で馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた17戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
4歳（1997年）
1月7日、中0週で迎えた18戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月13日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、黒木豊騎手を鞍上に迎えて、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒木豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒木豊騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で黒木豊騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。
6月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で黒木豊騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
6月23日、中1週で迎えた24戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で黒木豊騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で黒木豊騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月21日、中1週で迎えた26戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は黒木豊騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月19日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒木豊騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。
9月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒木豊騎手（9戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったラガースルーから4馬身差の2着となった。
9月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で黒木豊騎手（10戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月30日、中1週で迎えた31戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムライーグルからクビ差の2着となった。
10月10日、中0週で迎えた32戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったディーゲバルトから1馬身半差の2着となった。
10月27日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月11日、中1週で迎えた34戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月23日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月2日、連闘で迎えた36戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
12月14日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月28日、中1週で迎えた38戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は黒木豊騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
5歳（1998年）
1月7日、中0週で迎えた39戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月12日、約3か月の休養明けで迎えた40戦目は、一般B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。
4月26日、中1週で迎えた41戦目は、岡田隆騎手を鞍上に迎えて、一般B3（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。
5月12日、中1週で迎えた42戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。
5月24日、中1週で迎えた43戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。
6月7日、中1週で迎えた44戦目は、若葉賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は岡田隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。
6月21日、中1週で迎えた45戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
7月7日、中1週で迎えた46戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。
7月20日、中1週で迎えた47戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（10戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アステリコスモスにハナ差交わされて2着となった。