アンクルミラクル（1995年生、母マガリーダー）

アンクルミラクル（1995年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時7歳）と交配したマガリーダーが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は守矢牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方10戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の一般B2。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

6月20日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトップヤンキーにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月5日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

12月12日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

12月20日、連闘で迎えた5戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

4歳（1999年）

2月16日、中7週で迎えた6戦目は、名古屋チャレンジカップヴェスタ（C）賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

4月10日、中5週で迎えた8戦目は、押田純子騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。端を奪い、リードを2馬身以上確保して、かなり遅いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で押田純子騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

7月20日、中9週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノアカツキに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月31日、中1週で迎えた11戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のユーセイファイターに2馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

8月16日、中1週で迎えた12戦目は、金峰山特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミスコインドに2馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

8月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカラッキーに5馬身の差をつけて4勝目を収める

10月24日、中4週で迎えた15戦目は、つばき特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた16戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシロキタスパートに1馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

12月4日、中2週で迎えた17戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、大観峰特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた18戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイイチイチヤからクビ差の2着に甘んじた。