ダンディリッジ（1989年生、母チェリースカイ）

ダンディリッジ（1989年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のライラリツジ（当時8歳）と交配したチェリースカイが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）高村牧場。戦績は、中央平地24戦1勝2着7回、地方19戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

7月14日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したトキノタイフーンにアタマ差届かず2着となった。

9月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で加用正騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマイネルキャプテンにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

10月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加用正騎手（6戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加用正騎手（7戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で加用正騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は10戦連続で加用正騎手（9戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したラガーサイクロンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で加用正騎手（10戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

3歳（1992年）

1月11日、中2週で迎えた12戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、勝ったケージーカグラにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

1月25日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた14戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で日吉正和騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったリネンリズムにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

2月15日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で日吉正和騎手（3戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したテツマブレースクを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月8日、中2週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で日吉正和騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のファンドリイーグルをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4月4日、中3週で迎えた17戦目は、4歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で日吉正和騎手（5戦1勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた18戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったダイタクミヤビオーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

5月3日、中1週で迎えた19戦目は、4歳500万下のひめさゆり賞（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

10月11日、約5か月半の休み明けで迎えた20戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小屋敷昭騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小屋敷昭騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4歳（1993年）

1月25日、中6週で迎えた25戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、カトレア特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた26戦目は、原洋順騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で原洋順騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原洋順騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月25日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた29戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月5日、中5週で迎えた30戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた32戦目は、揖斐川特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は原洋順騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2ロ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で原洋順騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた34戦目は、穂高特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で原洋順騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月14日、中5週で迎えた35戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、一般B2（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドネーアイに2馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

9月15日、中4週で迎えた36戦目は、長月特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカリピューターから2馬身半差の2着となった。

9月29日、中1週で迎えた37戦目は、三番叟特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は原洋順騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサイキョウボーイから2馬身半差の2着となった。

10月22日、中2週で迎えた38戦目は、一般B2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は原洋順騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた40戦目は、磨墨特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は横山誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた41戦目は、伊吹特別（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノタイショウから半馬身差の2着となった。

12月31日、中1週で迎えた42戦目は、日刊スポ杯（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山誠騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1994年）

1月15日、中1週で迎えた43戦目は、北海道・笠松ジョッキーカップ（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。