ファイブペニーズ（1997年生、母カンペオーナ）

ファイブペニーズ（1997年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のタマモクロス（当時13歳）と交配したカンペオーナが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方14戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

7月28日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月17日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月13日、中7週で迎えた3戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。3着に入った。

10月26日、中1週で迎えた4戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着を確保した。

11月4日、連闘で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に入った。

12月14日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のマルマツスパイラルに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2000年）

1月2日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクインズビートに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

4月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤正弘騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月5日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた10戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月15日、中5週で迎えた11戦目は、3歳オープンのニシパの恋人特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したマッケンボーイを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

9月9日、中8週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月12日、中4週で迎えた14戦目は、一般D3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般D3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（6戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったユメノカケハシから3馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般D3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラブライヤルから2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2001年）

1月14日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた18戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

2月10日、連闘で迎えた19戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

2月17日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。