プルミエ（2002年生、母ソーホーサンデー）
Premier
2002.05.28
プルミエ（2002年5月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「第一の（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時17歳）と交配したソーホーサンデーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川 勝春。戦績は、中央平地3戦0勝、地方17戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上C4一。
経歴
デビュー前
1歳のとき、前川正美から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、中村和夫から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、中村和夫から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、窪田康志によって1,890万円で落札された。
久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2005年）
6月12日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。
7月9日、中3週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露し、4着に入り込んだ。
7月31日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。
4歳（2006年）
2月8日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた4戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインカムに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。
2月28日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上D2二（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したモエレフジプライドを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。
3月29日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシルクフォートレスを3/4馬身振り切って2勝目を手中に収めた。
4月27日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイナチャンを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手に入れた。
5月9日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアズマタンブラーを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
6月7日、中3週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた9戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。
6月20日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた10戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
7月17日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。
8月9日、中2週で迎えた12戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。
5歳（2007年）
1月11日、約5か月の休養明けで迎えた13戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。
2月6日、中3週で迎えた14戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。
2月28日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は木村健騎手（7戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニホンピロブリナーを捕まえ切れず、3馬身半差の2着に敗北した。
3月28日、中3週で迎えた16戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエイダイサイレンスを3/4馬身振り切って4勝目を手に入れた。
4月24日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセレクトワンに1馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。
5月22日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
6月20日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。
7月24日、中4週で迎えた20戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたナリタアンデス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。