アルプスソング（2020年生、母アーデルハイト）

アルプスソング（2020年5月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アルプスでの応援歌。皆を元気にする存在になることを願って」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時12歳）と交配したアーデルハイトが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年のC18組(一般C18)。

経歴

デビュー前

宮田敬介厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

6月11日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/重）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

8月19日、中9週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたテンペスト決め手に屈してクビ差の2着となった。

デビュー前

宮田敬介厩舎（美浦）へ入厩。

9月2日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。17頭立ての18番ゲートからスタート。出走取消となった。

12月6日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、C18組（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアルスアンティカに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月30日、中2週で迎えた4戦目は、オッズパーク杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったヘラクレスノットに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2024年）

1月11日、中1週で迎えた5戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた6戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。