サンタマリアガール（2002年生、母エイシンマリアンナ）

サンタマリアガール（2002年2月18日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「アメリカの都市名＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のHigh Yield（当時5歳）と交配したエイシンマリアンナが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦1勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

12月25日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエイシンニーザンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2005年）

2月5日、中5週で迎えた2戦目は、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

3月12日、中4週で迎えた3戦目は、3歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月7日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、アルビレオ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシャンハイジャンプに5馬身の差をつけて2勝目をマークした。

9月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1000万下のサロマ湖特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着を確保した。

10月2日、中1週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のSTV賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて15着に敗れた。

4歳（2006年）

8月14日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般A4 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた9戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般A5 B3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、バクシンテンニョに交わされて3馬身差の2着となった。

9月15日、中1週で迎えた10戦目は、高賀の森水杯（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた11戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般B2（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた12戦目は、れんこん料理の竹扇賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた13戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた14戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。