シャンハイジャンプ（2001年生、母マウンテンリッジ）
Shanghai Jump
2001.04.07
シャンハイジャンプ（2001年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名＋躍動するように」。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時12歳）と交配したマウンテンリッジが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山際 辰夫。戦績は、中央平地2戦1勝、地方46戦8勝2着7回。2004年の王冠賞(地方重賞)に勝利した他、2004年の北斗盃(地方重賞)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、山際辰夫から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
若松平厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2003年）
4月10日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカリオーペに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
6月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳オープンのタヤスツヨシ賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月9日、中1週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のフラワーサークルに半馬身の差をつけて2勝目を獲得した。
7月26日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。
9月7日、中5週で迎えた5戦目は、2歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（4戦2勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセトノヒットに2馬身の差をつけて制した。
3歳（2004年）
5月5日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木国明騎手（5戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマクロプロトンをアタマ差制して休み明けの一戦を物にした。
6月17日、中5週で迎えた7戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で佐々木国明騎手（6戦4勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月21日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、プロキオン特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木国明騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスローンフォルから2馬身差の2着に敗北した。
8月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木国明騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセレブセレクションに半馬身の差をつけて制した。
9月29日、中6週で迎えた10戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木国明騎手（9戦5勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。
11月3日、中4週で迎えた11戦目は、G1のJBCスプリント（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は11戦連続で佐々木国明騎手（10戦5勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。
4歳（2005年）
5月19日、約6か月半の休養明けで迎えた12戦目は、地方重賞のエトワール賞（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木国明騎手（11戦5勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。
6月16日、中3週で迎えた13戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐々木国明騎手（12戦5勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。
7月7日、中2週で迎えた14戦目は、イーグルカフェ賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐々木国明騎手（13戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシークレットボーイに3/4馬身の差をつけて1位入線にしたが、その後2着に降着となった。
7月21日、中1週で迎えた15戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の星雲賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月24日、中4週で迎えた16戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（14戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンタマリアガールから5馬身差の2着に敗北した。
9月15日、中2週で迎えた17戦目は、スキャン賞（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（15戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月13日、中3週で迎えた18戦目は、Aiba浦河全員集合特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（16戦5勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月26日、中1週で迎えた19戦目は、三石海浜公園特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（17戦5勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。
5歳（2006年）
5月3日、約6か月半の休養明けで迎えた20戦目は、石狩川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（18戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。
5月18日、中1週で迎えた21戦目は、地方重賞のエトワール賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木国明騎手（19戦5勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
6月15日、中3週で迎えた22戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木国明騎手（20戦5勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。
7月6日、中2週で迎えた23戦目は、うらかわ馬フェスタ特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木国明騎手（21戦5勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月19日、中1週で迎えた24戦目は、ミランダ特別（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木国明騎手（22戦5勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月3日、中1週で迎えた25戦目は、キリン生茶シャイニングスターカップ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木国明騎手（23戦5勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のシークレットボーイをアタマ差制して久々に勝ち星を挙げた。
8月23日、中2週で迎えた26戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木国明騎手（24戦6勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカリスローラーから2馬身差の2着となった。
9月14日、中2週で迎えた27戦目は、カルストンライトオ賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木国明騎手（25戦6勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドミラルサンダーから3/4馬身差の2着となった。
9月27日、中1週で迎えた28戦目は、スターマイン特別（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で佐々木国明騎手（26戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカリスローラーをハナ差制して制した。
10月11日、中1週で迎えた29戦目は、地方重賞の道営スプリント（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で佐々木国明騎手（27戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月26日、中1週で迎えた30戦目は、レ・コードなまちにいかっぷ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で佐々木国明騎手（28戦7勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。
6歳（2007年）
5月22日、約7か月の休養明けで迎えた31戦目は、地方重賞のエトワール賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で佐々木国明騎手（29戦7勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月12日、中2週で迎えた32戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で佐々木国明騎手（30戦7勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。
7月25日、中5週で迎えた33戦目は、アンタレス特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で佐々木国明騎手（31戦7勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月8日、中1週で迎えた34戦目は、ポラリス特別（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で佐々木国明騎手（32戦7勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。
8月30日、中2週で迎えた35戦目は、ヤングジェネレーションカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で佐々木国明騎手（33戦7勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月10日、中5週で迎えた36戦目は、地方重賞の道営スプリント（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は21戦連続で佐々木国明騎手（34戦7勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月25日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた37戦目は、石狩川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で佐々木国明騎手（35戦7勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタカラヘリオスを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。
11月25日、中3週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた38戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、正木忠信卒業記念特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマルチロードスターをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。
12月16日、中2週で迎えた39戦目は、ターコイズ特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。
7歳（2008年）
1月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、一般A3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で別府真衣騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
1月13日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた41戦目は、武志&香澄祝結婚特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で別府真衣騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。
2月17日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた42戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。
5月25日、約3か月半の休み明けで迎えた43戦目は、本田紀忠騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
7月19日、中7週で迎えた44戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。
8月31日、中5週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた45戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
9月15日、中1週で迎えた46戦目は、嘉彦博子結婚一年特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。
9月28日、中1週で迎えた47戦目は、一般A4（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石本純也騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルクメイジャーに1馬身の差をつけて制した。
10月13日、中1週で迎えた48戦目は、一般D3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石本純也騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエアレーザーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。