フラワーサークル（2001年生、母レッドパメラ）

フラワーサークル（2001年4月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「花丸」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時12歳）と交配したレッドパメラが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は飯原牧場。戦績は、中央平地2戦0勝2着2回、地方6戦3勝2着2回。2003年の函館2歳ステークス(G3)で2着に入った他、2003年のラベンダー賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

久保旭厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

5月5日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテラノパスポートから8馬身差の2着となった。

5月15日、中0週で迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコローレアランチョに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月10日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のウィナーズスルーに6馬身の差をつけて2勝目をマークした。

7月9日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャンハイジャンプから半馬身差の2着に敗北した。

7月26日、中1週で迎えた5戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったナムラビッグタイムに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月10日、中1週で迎えた6戦目は、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたフィーユドゥレーヴ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

3歳（2004年）

4月21日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、3歳地方重賞の春霞賞（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のグローリサンディに1馬身の差をつけて久々の一戦をモノにした。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。