トウショウカレラ（1991年生、母ソシアルトウシヨウ）

トウショウカレラ（1991年3月22日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスルーザドラゴン（当時9歳）と交配したソシアルトウシヨウが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地20戦1勝2着1回、中央障害5戦0勝2着1回、地方12戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

9月4日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1700m 雨/良）に出走。馬体重は518kg。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く3着に敗れた。

9月26日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた4戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた6戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

12月11日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は吉永護騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（1994年）

1月9日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた9戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

2月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したパーシャンフローラを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

3月20日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で横山典弘騎手（6戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

6月26日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で横山典弘騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のダテフラッシュに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

10月22日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた19戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

4歳（1995年）

3月18日、約4か月半の休養明けで迎えた20戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた21戦目は、栗原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた23戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は栗原洋一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月3日、中2週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で栗原洋一騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライトハヤテから7馬身差の2着となった。

6月24日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で栗原洋一騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月16日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた26戦目は、小安和也騎手を鞍上に迎えて、オパール特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。14着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた27戦目は、ファイナルナイト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小安和也騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた28戦目は、ノベンバー特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小安和也騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた29戦目は、四谷特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小安和也騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた30戦目は、師走特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小安和也騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1996年）

1月18日、中3週で迎えた31戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、両国特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月17日、中7週で迎えた32戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、さくら草特別（宇都宮ダート1900m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた33戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、アクアマリン特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた34戦目は、春風特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハナキサニーオーから3馬身差の2着となった。

4月22日、中1週で迎えた35戦目は、卯月特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で青木秀之騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月26日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた36戦目は、藤本靖騎手を鞍上に迎えて、ラベンダー特別（宇都宮ダート1900m 雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月1日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた37戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、盛夏特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。