クラソラユケ（2000年生、母クラシャネル）

クラソラユケ（2000年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋そら行け」。毛色は鹿毛。種牡馬のナリタハヤブサ（当時13歳）と交配したクラシャネルが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は倉見牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦3勝2着3回。2003年の若草賞(牝地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

楠克美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

5月5日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた2戦目は、山野勝也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったユズエンブレムから2馬身差の2着となった。

6月4日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月25日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月17日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のオーバーザムーンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月22日、中2週で迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったビーズニーズから4馬身差の2着となった。

9月4日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた11戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（2003年）

1月1日、中8週で迎えた12戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って6着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた13戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したラッキーステップに3/4馬身届かず2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般B18 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のツカサドラムールをクビ差振り切って制した。

3月7日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るメコンフラワーを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月29日、中2週で迎えた17戦目は、3歳500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（3戦2勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた18戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（4戦2勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定3歳500万下の矢車賞（京都芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（5戦2勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた20戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

7月16日、中5週で迎えた21戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のサラ・クイーンカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大塚研司騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。